私はいつ心から笑えるの?
どこに行ってもいじめられる。
そんな気がする。
どこに行っても馬鹿にする人間がいる。
そんな気がする。
何で私ばかり…
そんな被害妄想にも似たことを思ってしまう。
私が苦労してこなかったから?
学生時代勉強も運動もろくにしないで、ずっとゲームしかしてこなかった。
頭も、運動神経も悪くて、骨格も細くて経験の少なそうな顔とよく言われ…
そんな経験や思い込みで自分から暗くなっている。
笑う門には福来る。
そんな大切な教えがあるにもかかわらず、笑えない自分がそこにはいる。
だって、笑ったところで誰も肝心な時に助けてくれないじゃないか?
そんなことを思って卑屈になっている。
私は肝心な時に助けてくれるスーパーヒーローが近くにいてほしい。
ああ、やっぱりいつも誰か任せだな…
困難だから幸せになれないんだろうな。
幸せになりたければ誰かのために一生懸命生きる。
家族のため、友人のため、社会のため。
でも、そんなこと考えるの疲れた。
何でそんな大層な義務感を背負って生きていかないといけないのか?
急な虚無感
人生という荷は重い。
とてつもなく重い。
うまくいかないし、悲しいことの方が多い。
あまりに理不尽だ。
心穏やかに生きたいだけなのに。
時々急に何もかも嫌になるときがある。
その直前楽しかったにもかかわらずふと嫌な気分に持っていかれる。
感情の波は辛い。
周りに左右されないように笑って平然と受け止められる人にならないといけない。
周りの尊敬する先輩にもよく言われること。
でも、それができないで人生32年生きてしまった。
今更どうすればいいのかよくわからない。
今からのやり直しはきくのであろうか?
自分らしく生きて、心から笑える日は来るのであろうか?
わからない。
そんな保証はどこにもない。
私はただ笑って平和に過ごしたいだけなのに。
それでも生きていくしかない。
社会に存在する一人の人間として。
一家族の夫であり、父親として。
苦労は一生絶えないのであろうか?
やっぱりそこは楽ができないのであろうか?
苦しいですよこんな世の中…