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私が介護で求めたいこと

医療・福祉
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みなさん、日々の家事、育児、仕事、学校お疲れ様です(*´ω`*)

突然ですが、介護の世界、ご存じでしょうか?

ご覧になっている方には働かれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

介護は正直イメージが良くないです。

きつい、汚い、給料安いの3Kは有名な話。

私も働いていた経験がありますので気持ちがよくわかります。

今回のテーマは「私が介護で求めたいこと。」です。

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理想と現実

「その人がその人らしくいてほしい。」

私はこのことを常日頃自分自身にも、周りの方にもそうあってほしいと思って生活しております。

それはあらゆる介護業界であっても同じです。

そうあってほしい。

みんな1人1人に生きてきた人生があります。

その生き方は大切にされないといけないものです。

決して踏みにじってはいけないものです。

「その人がその人らしくいてほしい。」

介護の世界は私は素晴らしいものだと思っております。

長く生きてこられた人生の諸先輩方に寄り添って、身体的、精神的に介護する。

仕事の面としては当然のことなのかもしれません。

しかし、これらを通して実は私自身の方が勉強をさせていただいていると思っております。

その方の今の表情、体調を見る。

生きてきた経歴を文書で見たり利用者様や家族から聞く。

そうやってその方の望むことを考えることはとても難しいこと。

1人の人間の「生きる」を支えることは想像力もコミュニケーション能力、思いやりの心が必要だと思います。

一長一短で身につくものではない、とても難しい物です。

「その人がその人らしくいてほしい。」

だからこそ、この思いを育てるために介護の世界程勉強になるところはないと思っております。

1人1人に寄り添っていく、言葉でいうのは簡単ですが、そのために求められることも多い。

働き手も足りない現場だからこそ、理想と現実のギャップに苦しみながら、心を痛めながら働いている人もいるかもしれない。

ですが、やりがいを強く感じられる仕事です。

過去の経験でその方の最期まで介護をさせていただいた際はまさにその集大成。

できることをチームで考え、ご家族様とコミュニケーションを取り、その方らしい最期にしていく。

一生懸命あらゆる手を尽くして介護していく。

その方が亡くなられた際でした。

「一生懸命介護してもらって、本人も幸せだったと思う。」とご家族様が感謝の言葉をおっしゃっていただきました。

それはそれは本当に報われる瞬間でした。

この仕事だからかなえられること。

私はこれからも全力で関わっていきたいと思います。

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あとがき

実は、これは以前職場の採用面接用に出されていた作文課題で書いたものです。

昔抱いていたきれいごとばかりが並んでいるかと思います(汗)

1人1人を大切にするというのは難しいものです。

こんなきれいごとばかりではいかないのも現状です。

介護現場は職員が足りていない。

実際はほとんど変えられない思いのジレンマとみなさん戦われながら働いていると思います。

それはすごいことだと思います。

働いている方、もっと誇りを持っていいと思います。

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