2020年の自殺者数は21,081人、全国の小中高生の自殺は479人…悲しい数字です。
毎年2~3万人近い方が自殺によって亡くなっていると思うととても虚しくなってしまいます。
今回は私の経験談を書きつつ、声を大にしていじめられていい人間なんていない!と言うことを話していければと思います。
私自身の体験
かくいう私も、かつていじめを受けていたことがありました。
まずは中学3年生の時。
ある日の体育の授業、サッカーをしていました。
サッカー部の部員の子にスライディングし、思い切り転ばせてしまいました。
相手は怒り、仕返しに顔面グーパンチ!しかも2発!!いくら何でもひどい…
いや、しかしこれはまだ仕返し…
問題はここからです、その後同情されるどころか他のサッカー部員からも「あいつ死ねばいいのに。」と大声で言われたり、わざとドリブルしながらボールを私の足に当てたりなどがしばらく続き、ついにその授業に出席できなくなってしまいました。サッカー部、いや運動のできる子恐怖症に陥りましたね…
その後高校2年生の時、運動のできる子恐怖症の自分がとんでもないクラスになりました。男子13人中、私以外みんなスポーツで一目置かれている子しかいない。
女子とは性格上当時は(今もか(笑))恥ずかしくて話せず、うまくなじめず独りぼっちでした。
クラスにいたくないから便所飯なんてしょっちゅう、「だれも私のことを見てくれない」と、どんどん卑屈になっていきました。
高校はやめたかった、でも父親がPTAの後援会長、いやそれでなくても堅い人で辞めた後の進路について怒られる可能性があると思うと私は怖くて我慢、テレビゲームに逃げ込むしかありませんでした。
手首を切ろうとしたこともありました、勇気がなくてできなかったですが。
そして今現在の職場での他部署長からのパワハラ、その他の他部署長からの悪口…
これらの長期的ストレスで適応障害発症、果ては休職…
現職場のことに関してはなぜ私だったのか?
今でも悔しい思いでいっぱいです。
どのように乗り切ったか
私の場合、テレビゲームに逃げてもいましたが、別の人脈と関わることで紛らわせていました。
高校生の時は中学時代の友達と週1回遊び、またアルバイトもしていました。
そうやって別の居場所を作ることで何とか自分自身の心を保っていました。
私の場合、学校はやめませんでしたが、別の人脈を作るだけでなく、登校拒否したり、退学することだって全然ありだと思います。会社ならそれこそ転職することもありではないでしょうか。
日本は我慢が美徳の風潮がありますがそれで思い詰めて、どんどん心が病んでしまうことの方がよくないです。
逃げ込み離れることが大切だと思います。
傷つけるのも人なら、癒してくれるのも人なんですね。
いじめられる方が悪いなんてあってはいけない
いじめられていい人なんていません。
いじめられて笑われていい人なんていません!いじめは間違ってます!
声を大にして言いたい!いじめは間違ってます!
苦しんでる方!耐えることだけが美徳では決してありません。
離れられるならそこから離れてください。それは逃げではありません!
それで精神を壊す方が後で後悔します。今いるクラスや会社だけがあなたの世界ではありません。
確かにいじめを受けている間、例えばクラスの40人がその人の世界で、40人にいじめられているということが「みんな」にいじめられているという風に考えてしまうかもしれません。
でも、日本には 1.2億人の人口がいます!世界でいえば78億人もの人がいる。
クラスも会社もただの1コミュニティ!だめなら離れて新しい人間関係を築けばいい。そこだけが世界のすべてではない。
お願いです、命を大切にしてください。あなたのことを必要としている人はいるはずです。