独りにしないで。
今独りぼっちで苦しんでいる人があなたの周りにいるなら、手を差し伸べてほしいです。
学校、会社でいじめ等で行かれなくなってしまった人、周りに頼る人がいなくなってしまって困っている人。
独りになる方が悪い?いじめられる方が悪い?
独りにならざるような環境を作っている場合もあるでは?
独りって力が出なくなります。
人間自分のことを理解してくれる人が近くにいると内側にエネルギーが溢れますが、理解者がいないとき力が出なくなってしまいます。
独りを跳ね返すのは相当なエネルギーと勇気がいります。
独りを甘く見ないでください。
独りにしないでください。
独りはいろいろ考えてしまいます。
いいこともでしょうが悪いことも…
私も1年間独りぼっちだったことがあります。
高校2年生の時です。
全クラス40人近いクラスで男子が10人くらい、男子の少ないクラスでした。
私はもともと運動神経が悪く、当時テレビゲームばかりしていて、陰キャラ中の陰キャラ。そして昔の経験から運動が得意な子をどうしても苦手意識してしまう傾向にあったのですが、なんと私以外全員バリバリのスポーツマン。
クラス替えの瞬間絶望しました。
当然苦手意識される方も私を相手にしてくれるわけはなく、女子とも話せないので、私初日から独りになってしまいました。
ここからは本当に地獄でした。
ですが退学したいと言えなかった。
父がPTAの役員で、しかも結構周りとの関係が良好。子供よりも学校を楽しんでいるじゃありませんか。
そして公務員で頑固な父親は決まったルートから外れることをすごく嫌う人でした。
「学校をやめてどうする。」「公務員のような安定こそ最高だ。」
少し誇張していますが、そういう意味のことを言う父、それが分かっていて意気地のない私は学校をやめたいと言えなかった。
毎日学校に行くのが辛く、行ったら一言も会話をしない、トイレでご飯を食べる、そんなことが当たり前の生活でした。
家庭でも父の手前もあって、恰好悪いこともあって家族に話せませんでした。
顔から笑顔が消え、内側にはどんどん負のエネルギーが溜まっていきました。
それを地元の友人にぶつけてしまって、仲が悪くこともあり、孤独は深まり悪循環になる一方…
そんな悪夢はクラス替えによって終わりを迎えました。
私にも手を差し伸べてくれる親友ができ、そこから徐々に話せる仲間も増えていったからです。
そこから徐々に笑顔が増え立ち直っていきました。
やっぱり仲間の存在って大きいという実感です。
1人になって、いいことが考えられればもちろんそれでいいと思います。
でも、負の力は強い。
人間いい時ばかりではありません。
学校、仕事で嫌なことがあるときはあるでしょう。
そんな時に1人でいると、どうしても嫌なことの方が心の中に入り込んで支配してこないでしょうか?
そうやって「独り」になっていき、悪い方向に流れてしまう。
病気、非行、暴力、引きこもり、お酒、薬、そして最悪の場合、自殺してしまう人もいます。
独りはしんどいです。
独りで膝を抱えている人がいたら、手を差し伸べてあげてください。
助け合える存在って本当に尊いです!
まとめ
困っている人がいたら手を差し伸べてあげてください。
お願いです。独りは本当に辛いです。