平和なんてあっという間に崩れてしまう。
私はそのことを肌で実感しました。
たった一人の人間との出会いのせいで…
生理的に無理だった後輩
老健(介護老人保健施設)の相談員として、5年間働いてきて辛いこともたくさんありました。
でも、理解してくれる人もできて、ここで働きながら妻と結婚して、娘も生まれて…
順風満帆の生活を送っていたと思います。
それがもろくも崩れ去る日が来るとは…
その原因、それは…
そうしても馬の合わない後輩が中途入社してきました。
この後輩職員との人間関係が崩壊の始まりでした。
私が3年目の時でした。
その職員は見るからに気の強そう。
他部署の男性からは美女ということで声をかけられていた子でした。
医療ソーシャルワーカーとして経験のある人ではあったので自信もあったのでしょう。
私が偉いとでもいうような態度でした。
人の机に平気で書類をはみ出してくる。
人のものを勝手に使用し、戻すとき何も言わず大きい音を立てて戻す。
指摘すると嫌な顔を平気でしてくる。
挨拶をしない。
先輩がどんなに忙しくしていても手伝うことはなく定時で退勤する。
神経質な私には考えられない行動ばかりでした。
でも私は人に言いたくても言えない性格。
言わないと図太い性格の彼女はわからなかったのでしょう。
後輩だから言ってもいいと思うのですが気の強いプライドの高い女性。
今考えると自信満々な彼女に私はおびえていたのかもしれません。おびえていたのかもしれません
質の悪いことに、別の記事で書いている私に対してパワハラ、モラハラをしてくる他部署の役職者たちに気に入られ、
「仕事を振らないのはかわいそう。」「雑用ばかりさせてかわいそう。」
と、その後輩職員はかばわれるばかり。
直属の上司に言われるならわかります。
しかし、直属の上司の指示でこのような役割分けをしているのにどうして他部署の方から平社員の私がこんなどうしようもない叱責を受けないといけないのでしょうか?
理不尽でした。
上司はできる配慮はしてくれました。
しかし役職で言えば対場がハラスメント行為に及んだ職員より低かったのもあって強くは言えなかったのでしょう。
そのことは恨んでいません。
しかし、耐えることができなかった。
そして私はパワハラ、モラハラ、それとこの職員の存在に耐えられず、適応障害を発症。
休職、果ては退職せざるを得なくなってしまいました。
異動がない職場のため、この先何十年も一緒にやっていくなど到底不可能でした。
いなくなってほしい、いなくなってほしい。
でも人は変えられません。
私が離れないと自分と周りの大切な人に迷惑がかかる。
そんな精神状況でした。
悔しい。
大好きな職場を奪われた。
そして、これで解決…
すればよかったのですが…
苦労の末やっとの思いで拾ってもらった新しい職場でも…
私の力不足もあるでしょうが人間関係に耐え切れずわずか3ヵ月でうつ病を発症しまたしても休職せざるを得ない状況になってしまいました。
何で私ばかりがこんな目に合わないといけないのか…
今でも前の職場でバリバリ働いている自分を夢に見ることがあります。
過去の絵栄光にすがっていると言われればそれまで。
でも、この後輩職員がいなかったら今もバリバリ働いていたかもしれない。
そう思うと悔しくてたまりません。
無効は何とも感じてないかもしれない。
煙たい存在がいなくなってせいせいしているでしょう。
私は、この出会いをどうして恨んでしまっています。
書きながら涙が出てきます。
人との出会いは運
人との出会いはうれしいこともありますが、残酷なことも多いです。
平和に生きたいものです。
人生山あり谷あり。
それは分かります。
でも、できるだけ谷には降りたくない。
そうではないしょうか?
苦しい思いも、もしかしたら後で笑って過ごせるようになるかもしれない。
そう思えば頑張れるというう人もいるかもしれない。
でも、今この瞬間を楽しみたいじゃないですか?
平穏無事に暮らしたいじゃないですか?
私の言ってることはただの甘ちゃんの戯言かもしれない。
でも、うつ病を発症するまで心と体を壊してしまった私からすれば、やっぱり人生の底を見る人が減って欲しいと思う。
どうか、みなさんは平穏無事でありますように、素敵な出会いがありますように。